ゲームとか読書とか

 ネバーランドカンパニーが近日中に破産手続き開始の申し立てを行う予定だという。ネバーランドカンパニーが近日中に破産手続き開始の申し立てを行う予定だという…。
 あ…あれ?ルーンファクトリーってネバーランド開発じゃなかったっけ?ちょっとこれまずいんじゃないですかねぇ。
 久しぶりに色々とゲームに関する情報を集めてみると、ふと買いたくなったりしますが今はゲーム機を起動させるのがだいぶ億劫になっています。
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 電車に乗って2時間*2の揺られる間に読書していました。文庫本だとぱぱっと読めていいですね。

 今日の1冊目、西の魔女が死んだ梨木香歩 著。
 映画化されるぐらいに有名な小説だったみたいです。植物と小説で検索して引っ掛かったのでついつい。内容的にはファンタジーではなく現代的なお話です。登校拒否の女の子が祖母と触れ合う中で色々と学んでいく感じのお話で、教訓的なものも多く含まれていて、読んで色々と学べた気がします。最後の方で出てくる書き置きが心に沁みました。こう、自然の描写が多く、田舎の生活というか素朴な生活のお話を見ると今の自分の生活がなんだかなぁって思えてしまいます。そういう生活はそういう生活で潔癖症気味の自分にはつらいものがあるんでしょうけど(ムカデが嫌い、キツイにおいも苦手)。

 2冊目、くますけと一緒に新井素子 著。
 「グリーン・レクイエム」が手に入らないので、同作者の作品を読んでおこうと思い学校においてあったのを読んでみました。ジャンル:サイコホラー。主人公の両親が亡くなり、そのお葬式から物語が始まります。両親が喧嘩ばかりでうんぬんかんぬんあり、そのトラウマを克服していくお話。なんとなく共感できる部分もあり、個人的に心理的に来る感じの話でした。ぬいぐるみを持っている身としては、もうちょっと大切にしてあげないといけないかなぁ…なんて思ったり。ジャンルはサイコホラーですが、きっちりハッピーエンドで終わり、ちょっとだけ主人公がうらやましくなりました。最後の最後でちょっとぬいぐるみが怖くなるかもしれませんけど。

 3冊目、おしまいの日:新井素子 著。
 「くますけと一緒に」が面白かったんで、そのまま2冊目。こちらもジャンル:サイコホラー。くますけと一緒にと同じ感じで読んで行ってちょっと後悔しました。こちらはホラー色が強めな感じがしました。本の裏面の説明にあるとおりに、少しずつ正気の淵から滑り落ちていく感じが…。最初は自分にはそこまで人を愛せないなぁ…なんて思いながら読んでいましたが、徐々に人間というよりも社会につぶされていく感じが現実的で、読み終わると少し違っていれば幸せになれていたのにという切ない気持ちになりました。日本の社会って確かにちょっとおかしいですよね。

 本を読んでいると、主人公に共感できる部分があるとのめり込んでしまいます。共感できるだけで、読み終わると自分に何があるのかなぁ、なんて感傷的になったりもしますけど。今回の3冊はどれも面白かったです。後味はそれぞれで全く異なっていましたけど。