センター

 なんとなく、頭の体操がてらに今年のセンター試験を見てみました。相も変わらず、英語の穴埋めの点数の低さはひどいです。テストで英語の文章中に白い四角が置いてあるとちょっとテンションが下がります。たくさん置いてあるとあきらめムードになります。TOEICで穴埋めだけ正答率が他の設問の半分以下という苦手っぷり。今回もダメダメですね。英語の長文とかは割と面白いというか、自分の意訳が面白くて(悪い意味で)結構好きです。大体合ってれば正答できるので長文は好き。センター試験はマークなのが救いです。
 国語は相変わらずお話が途中で切れる歯切れの悪さが凄いです、買いたくなっちゃうじゃないか!買って満足で終わりそうですけど。とりあえず、小説がよくわからなかった。何故殺した。玉虫が人の体に止まっているのを見たら…うらやましい。そもそも、玉虫って人避けるんですけど。避けられてたんですけど。うらやましい。何故殺した。
 玉虫というと、幼稚園に入るか入らないかのころ、どこかの鍾乳洞へ行った時の帰りの森の中で見つけた記憶があります。長細い緑色の甲虫。自分が捕まえたかは覚えてないですけど。結局キャッチアンドリリースでした。最近では学校で見ました。なんとなく珍しさ減。
 漢文古文は読んでるとわりと楽しいということを歴史の先生の刷り込みで教わったので楽しい。一つ一つの単語を読むというよりは、読めるものを読んで内容を推定する、英語の長文と大体同じ。古典漢文はこういう風に活字だからいいものの、原文はまず読めません。文字的な意味で。
 古典の物語の書き下し文とか読むとわりと面白いものが多いですが、あまりそういうのを見ないです。メジャーなものは割とあるんですけど、地方独特のお話とか読みたいんですけどね。原文なら割と図書館においてあるんですけど、やっぱり達筆すぎて読めない。
 小説の言葉のキャッチボールがよくわからないと思ってましたが、割とネタになっていて驚きました。それを見てからもう一度見直したら笑いがこみあげてきました。物語の一部抜き出しっていうのが問題だと思う。
 社会はもう駄目でした。現社はあからなさまな間違いは見分けられるんですけど、微妙なのは判別付きません。歴史は古代ならいけると思ったけれどそんなこともなかった。地理?ここら辺は、あらかじめ答えに丸をうっておいて読むとわりと面白い。
 物理は物理していました。計算も少なくて割と楽しい。フレミングとか右ねじとかで腕をカクカクさせる。あれ、役に立つんですけどテスト中はあんまりやりたくないです。フレミングとか右ネジの問題がたくさんあるテストの監督してみたい。フレミング左手の像、右ネジの像とか作ったら売れるんじゃないでしょうか?ないか。
 化学は抜け気味なので読み飛ばします。オストワルト法の式なんて覚えてないです。あんまりおもしろくない。
 数学はやっぱり各問題の後半がめんどくさいです。その上、後半の方が得点が高いっていう問題児。連鎖ミスもあって怖い科目です。回答数が多いからマークミスも怖い。1つずれただけで人生終了。来年またお越しくださーい。大学で人生決まるわけじゃない!なんて言えない世の中ですし。これだからセンター試験は嫌いです。必要十分条件の鬼門は乗り越えれば簡単なんですけど、出来ないと出来ない。点数は低めだけど、ここでとれないと結構悔しい。
 センター試験はこういう風に遊び感覚でやるとわりと取れたりするんですけど、本番は実際の70〜80%ぐらいしか実力を出せないイメージです。本当にできる奴は常に100%というか、100点取ってますね。恨めしい。怨んでどうするってことですけど。
 結構、試験会場も重要だと思います。特に周りに友達が居ないとか、机がガタガタするとか、隙間風冷たいとか、眠いとか、トイレが汚いとか、筆圧強くてカタカタうるさい奴とか、「さっきの問題かんたんだたよねー」「ねー」とか、あ、時計忘れたとか。でも、出来る奴はそんな時も100点。出来る奴ってすごい。
 自分はうっかりミス多発なので100点は取ったことないです。計算式の途中経過省いて50点落とすような奴です。それからは無駄なことまで書くようになりましたけど。
 というか、何故テスト前にセンター試験なんてやっていたのだろう。