図書館

 ふと思い立って、自分の住んでいるところの昔話とか伝承を調べに家の近くにあるけど、閉館が早いと思っていてあんまりいなかったけれど、意外なことに夜8時まで開いていることが分かった図書館に行きました。相も変わらず入った瞬間に熱気が襲いかかってきました。この熱気は何なんでしょう?霊的何かなんでしょうか?
 ぼーっと見て回っていても、何処に何があるかなんて見ていられないので、データーベース検索を利用しましたが、レスポンスが非常に悪い、一度に5冊までしか表示されない、調べた内容では2冊しか出てこないという不作ぶり。仕方が無いので結局一つ一つの棚を見て回りました。暇だったので。
 すると、アニメーションの仕組みだったかの本を見つけました。上下巻みたいに2冊ありました。中を見てみると、走る人の描き方、架空の生き物の走り方の例、動物に乗っている時の人の格好などなどこれは使える!って感じの本でした。さらにふらふら探していると、ゲームのシナリオの作り方みたいな本が複数見つかりました。意外とこういう本も置いてあるんですね。
 宗教かな?と思って、宗教の棚を見ていると近代魔術という本があったので色々みていました。真言宗が載っていてびっくりしました。近代?お札とか色々ありますけど魔術だったんですね。他にも動物の霊うんぬんの本も置いてあり、色々発見がありました。
 地元史とかの本を探していたのですが、なかなか見つからないのでなんでかなーと思っていると、2階にありました。10年ぐらい前は結構行っていたけれど、2階に本が置いてあるのは初めて知りました。イベントフロアだとずっと思っていました。
 2階に行ってみると、割と色々ありました。数年分の新聞の閲覧コーナーとか、教科書コーナーとか、地元誌とか、地図とか。ふと、ミライ形ニューホライズンというもので、ケン、ユミ、ルーシーのおなじみの3人がうんぬんということが書いてあり、ルーシーってだれなんですかー!と友人ともめたことを思い出して、英語の教科書を見つけたので調べてみると、ユミとグリーン先生以外が全くいませんでした。その二人も最初の数ページのみ。よくわからないけれどベッキーだかヒトミだか何だかが内容を務めていました。ベッキーというと、「葉月きて 道行く人の 白き息」しか思いつきません。過去の話なんでしょうか?完全に別物なんでしょうけど。
 そんなこんなでついに地元の伝承とか昔話とかの本がある棚にたどり着きましたが、地元の本がありません。ちょっと離れたところの伝承・昔話の本は結構ありました。地元の伝承・昔話なんて無かった。結構離れた所ならリョウメンスクナとか夜叉が池とか色々面白そうな話があったりしたんですけど。
 ずーっと見ているとやっぱり狐がらみの話って多いですね。狐と結婚する話とか、狐が薬の作り方を教えてくれたりとか、狐が夢に出てきたりとか。でも、自分の地方の話は全くもって見つからないという。
 そんなこんなで色々と借りていこうと思ったら図書カードが無いという事態に陥り、結局手ぶらで帰ってきました。よくよく考えると、本を入れるカバンすら持っていなかったのでどうしようもありませんでした。思いつきで行動してもいいことないですね。日記で見る限り約2年ぶりの図書館でした。